
不眠症や睡眠障害を解消する為に
現代では人々の生活スタイルが夜型化し、とくに都市部では深夜も活動する人が珍しくなくなりました。こうした社会変化と並行して、近年、不眠や睡眠障害に悩む人は増加傾向にあり、5人に1人は、睡眠の問題で悩んでいるといわれています。このサイトでは不眠症や睡眠障害の原因・治療法に関する情報をはじめ、不眠や睡眠障害の克服に役立つ情報を紹介していきます。眠りに関する悩みの解消にお役立てください。
不眠症の症状

不眠症が起こる原因

ストレスを感じれば、誰でも一時的に眠れなくなるもので、それ自体は正常な反応です。この段階でストレスを軽くしたり、睡眠の仕組みを知って生活習慣を改善したりすれば、不眠症を克服し、おだやかな眠りを取り戻すことができます。ところが、「眠れない」ということにこだわりすぎると、生活習慣の改善だけでは、なかなか本来の眠りを取り戻すことができません。こういった場合は、医師の診察を受けたうえで、睡眠薬の助けを借りるとよいでしょう。
不眠症は睡眠障害の一つ
「睡眠障害」には、不眠症を筆頭に、呼吸関連睡眠障害(いわゆる睡眠時無呼吸症候群)やナルコレプシーや過眠症など、さまざまなタイプがあります。
国際分類では、これらののような明らかな原因がない、いわば特定の原因がない、原発性の不眠を「不眠症」と分類しています。
睡眠障害の種類
不眠症は睡眠障害の一つとされ、そのなかでもっとも多いといわれています。睡眠障害は人の睡眠と覚醒に関連するさまざまな疾患をさします。以下に睡眠障害の種類を紹介していきます。
不眠症 | ●不眠症(原発性不眠症・神経症性不眠症 ●薬原性不眠 ●身体疾患による不眠 ●精神疾患による不眠 ●脳器質性疾患による不眠[認知症を含む] (せん妄に伴う睡眠障害/生体リズムの異常に基づくと考えられる睡眠障害/特定小脳機能の障害による睡眠障害/脳器質性疾患の症状・治療薬剤による睡眠障害) |
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過眠症 | ●薬剤による過眠 ●ナルコレプシ ●その他の過眠症(特発性過眠症/反復性過眠症) |
概日リズム睡眠障害 | ●時差症候群による睡眠障害 ●交代勤務による睡眠障害 ●睡眠相後退症候群 ●非24時間睡眠覚醒症候群 ●その他のリズム障害(睡眠相前進症候群/不規則型睡眠覚醒パターン) |
睡眠呼吸障害 | ●閉塞性睡眠時無呼吸症候群 ●上気道抵抗症候群 ●中枢性睡眠時無呼吸症候群 |
ねぼけ | ●睡眠時遊行症と夜驚症 ●レム睡眠行動障害 ●心的外傷後ストレス障害での不眠 ●パニック障害の睡眠障害 |
その他 | ●むずむず脚症候群 ●周期性四肢運動障害 |
